福岡で落語を楽しむ

ボチボチ見たり聴いたり読んだりの記録

絶滅危惧職、講談師を生きる

 

絶滅危惧職、講談師を生きる (新潮文庫)

絶滅危惧職、講談師を生きる (新潮文庫)

 Theマンザイとハシゴ酒に出てるのが初見(うろ覚え)。
えっ、トーク面白い。毒気あるのにイヤな感じないなあと思った。講談も、ほぼ初めて。子供のころTVの演芸番組でやってたのは浪曲だった?かな。わたくしのようなものも、引き込まれる節回し、ここからだーってところで終わるまとめ方が印象的でした。

生い立ちと、修行時代、今年の2月に六代目神田伯山を襲名するまでの道のり。講談の歴史もざっくりわかります。

いつかドラマになるんじゃないでしょうか。
「赤めだか」みたい。ジャニーズのその時勢いがある方あたりで。
見たくないですかー?わたくしは是非とも見たい。青春って感じですよ。

神田伯山を名乗ってる人はみんな名人になっているそうで、「伯山に外れなし」とのこと。先代は1976年に亡くなっているので、44年ぶりの伯山復活だそうです。そんな人が同時代にいるって凄いことてす。わたくしは、立川談志さんは同時代に含まれてもいい年代なのですが、活躍中残念なことに落語に全く興味が持てなくて。亡くなったときの落語界の激震ぶりは自分からは遠く感じていました。
落語に触れるようになって、あー勿体なかったなぁーって思います。本物に触れる機会があれば何でも選り好みせず、乗っかっておくべきですよね。